1948-06-29 第2回国会 参議院 厚生委員会 第19号
その他貨物列車の轉覆、鐵道線路の破損、鯖江、動橋間及び寺井、美川間にあるのであります、相当の鐵道被害があるようであります。尚、牛谷、大聖寺間の牛谷トンネルが崩壊いたしまして、ちよつと見込が立たんということであります。 以上が概況でありますが、これに対しまして厚生省としてとりました措置について各位に御報告申上げて御了承を得て置きたいと思います。
その他貨物列車の轉覆、鐵道線路の破損、鯖江、動橋間及び寺井、美川間にあるのであります、相当の鐵道被害があるようであります。尚、牛谷、大聖寺間の牛谷トンネルが崩壊いたしまして、ちよつと見込が立たんということであります。 以上が概況でありますが、これに対しまして厚生省としてとりました措置について各位に御報告申上げて御了承を得て置きたいと思います。
ただ當時の事情が御承知のように各地の非常なる鐵道被害の結果、今になお十分なる資料を整え得ないという状態が存しておりまして、この點はなはだ申譯ないのでございまするが、今もなお鋭意繼續いたしまして、努力を續けまして、何らか十分なる資料に基いた確答を申し上げたいと、かく存じておる次第でございます。
――――――――――――― 本日の會議に付した事件 鐵道營業法の一部を改正する法律案(内閣提出)(第三四號) 風水害による鐵道被害状況についての説明聽取 ―――――――――――――
まず第一に、颱風と鐵道被害の状況でございますが、このたびの颱風の特徴は、その移動の速度が非常に緩慢でありまして、そのために降雨時間が長かつたこと、風は最高二十メートルくらいで、さほど強いものではありませんでしたが、雨量が非常に多かつたこと等があげられておりまして、その結果、わが國最大の水害をもたらしたという明治四十三年八月の豪雨に匹敵する雨を、主として關東北部、及び西部に降らしたのでありまして、最もひどかつた